石灰岩の山 = Limestone Mountains =

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 マルセイユからアヴィニョンへと向かう途中
 車窓から南仏の山が見えてきました。
 白い岩のような山が連なる。
 南の山は、このような荒涼とした雰囲気なんですね。





 セザンヌが描いたサンビクトワール山って、本当にあったんだ!:-9
 というのも、すっかり抽象的に描いたものだとばかり思っていたから
 本当に あの絵のような山がそのままあるとは思っていませんでした(笑)。
 いや実は、以前にたぶんTVで見たことはあったはずなのですが、
 やはり実際見るのと全然印象が違います。
 光って、やはり向かってくる力があるんですよね。
 肌で、視覚で、太陽を感じると、印象も変わります。

 以前からセザンヌの絵画に関しては、私には理解しがたく、
 苦手だったサンビクトワール山ですが、セザンヌが生まれ育った地を訪れてみて、
 伝えたかったであろう故郷の風景への想いに触れたような気がしました。

 あの絵は、きっとそんな故郷の自然が見せる風景を
 空気と太陽ともに 伝えたかったんじゃないかなと思いました。

 実際のサンビクトワールは、もう少し尖がって大きく、エクス寄りにあるので、
 ここがまさにその山ではないのですが、場所はかなり近いはず。
 マルセイユから途中で、エクスとアヴィニョンの道が分かれるので、
 もしかしたら見逃していただけかもしれません・・;)

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 南仏の大地、
 太陽が眩しくて、
 石灰岩の山に反射する。
 その粉っぽい白いさが、ブルーグレーの影とのコントラストに浮き立って見える。
 乾燥した木々の葉は、スモーキーな緑色。

 そう。南仏の太陽と粘土質と石灰質の大地が、
 ぶどう栽培に適し、おいしいワインを作るのだとか;-)

 それぞれの土地から特産品が生まれる。
 だけど、生み出されるのはモノだけでなく、
 自然環境は、人の感性に響き、何かを生み出す力を与えてくれる。
 人と自然って、そういう作用があるのかナ☆
 お互いの可能性を引き出し、生かし合う、そんな仲間の関係性。
 
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 小さな村が点在する。
 セザンヌの生地、エクス・アン・プロバンスは後程。
 まずは、これから向かったアヴィニョンへ向かいましょう。
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by horaice | 2008-03-12 23:40 | FRANCE | Trackback | Comments(2)
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Commented by miriyun at 2008-03-15 09:55
樹木がほとんどない石灰岩の山がにょっきりと存在するんですね。そして石灰質のところはブドウ栽培に適しているんですか~、なるほどお、適所に特産物ができるんですね。
Commented by horaice at 2008-03-15 23:01
○miriyunさん
ワインに適した土地、詳しくない私が書くのも当てになりませんが、一応調べて書きました;-)* やはり太陽の力が強そうです。太陽がこの石灰岩の山に反射して、ぶどうを育てるとも。様々な気候から、その土地独特の味わいが出てくるのでしょうね!
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