太陽王

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                               'Chateau de versailles', Versailles




光が当たると輝きだす
太陽王と呼ばれたルイ14世。
煌びやかなベルサイユ宮殿、君主制などと聞くと
とても傲慢で、全てをその力で支配するような怖いイメージを持っていたのですが、少し調べると、王の寵愛を受けたいと思わせるような輝かしいオーラと執務をこなす才を持った人のようでした。何事にも光と影はあり、まだまだ他の面があるのでしょうが、その生活の規則正しさ、民衆にも開かれていた宮殿と時間があったことを知り、意外でした。
王として輝かしい最初の20年間があったのは、やはり賢く執務をこなし、犠牲は払ったにせよ、偉業をなしていたからなのかと、名前だけじゃないんだと今更納得;-e。

 ルイ14世が紋章に選んだ太陽。太陽は、平和と芸術の神アポロン。万物に生を称える天体であり、東から昇り西に沈む規則正しさそのもの。その象徴と類似させる規則正しい執務ぶりが有名だったそうです。

"暦と時計さえ持っていれば、たとえ300里離れていても、王がどこで何をしているかを正確に言い当てることができた。 " サン=シモンはルイ14世について述べていた。
側近たちがいつ、どこで、何を、どのようにしなければならないかを正確に把握するためにも王の規則正しい毎日は必要だった・・・ 

ちょこっと踏み込んでその人を知ることって楽しいですね。歴史の流れや理由が見えてくる。
私は受験の時に覚えた、人物や戦争、条約の名前などばかり頭に残っていて、
その内容をよく理解していなと毎回思い知らされます;-p

宮廷の仕組みを整え、実行する。王としての執務、きちんと賢くこなすだけでも実際大変ですよね。って、私の基準で考えても仕方がないんですけど(笑) 正確に毎日同じスケジュールをこなすのは、当たり前ですが自分のことだけ考えている人では到底できないことです。朝ミサに行く前には、同じ道を通り、民衆が王を垣間見れる時間を用意していたとか。そのときに、請願書を手渡すこともできらというのだから、スゴイなぁと思いました。(政治の仕組みが異なるので、同じように今とは比べられませんが)今なら、一般人が王に直接口出すなんてありえないですよね。
 また大膳式の晩餐は、一般公開されていたというのも、行事というのでなく、毎日となると・・・さぼってしまいたい気持ちになりますよね。それが王としての仕事と、その意味を認識し、淡々とこなせる人は中々いないでしょう。実際、後の王たちは、引きこもってしまうときもあったとか。そりゃ普通ならそうなりそうです。
 そういう面から、単純だけれど;-)ルイ14世はすごい人だなと思いました。王でいること、生まれながらにそうあると、贅沢でいられないのは当然と思われる環境。他を犠牲にして、それが大きくなると潰されてしまうのは当然だけど、富と権力があるからできることもあり、芸術を愛し、擁護し、その頃の最高の技術をカタチに残している権力者は沢山いますよね。最後は、富と権力の集中は民衆に倒されてしまうのが歴史ですが、歴史に残る偉業をなした人は、太陽と呼ばれるほど権力というパワーだけでなく、大らかでエネルギーが満ちた人だったのかなと思いました。

どうしていきなりベルサイユなのか(笑)は置いておいて;-e

全く興味のなかったベルサイユ宮殿。
パリから近いし、行っておいでと友達に言われて、一度は行くべきかなと訪れたのですが
やはり豪華絢爛なものは苦手。疲れてしまい、曇りだったので、気分もどよん。。
装飾のパーツには惹かれますが、それっきりでした。

だけど、気にならないものが気になってくるあまのじゃくな性格。
何で興味がないのか考えてしまった(笑)すると、意外と面白かったのです;-)

窓を開けた瞬間、入り込む光。それに輝く黄金の太陽の紋章。
当時ここで暮らしていた人は、あの広い屋敷で、どんな気持ちで目覚めたのでしょう。
雲空のさりげない光だったのに、輝いている太陽を見て、ふと足がとまりました。

最近、人の上に立つ人のことが気になります。
今までそんなの興味なかったし、上に立つなんてのも苦手だから。
だけど必然的に考えざるを得ない状況。
テキパキクールに仕事ができるようになりたいです。
CHATEAU DE VERSAILLES
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by horaice | 2008-01-30 15:51 | FRANCE | Trackback | Comments(2)
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Commented by miriyun at 2008-01-31 18:07
同じものを見ても、自分の心のありよう、興味の持ちようでまったく異なって見えることがあります。若いときに無鉄砲にみてまわって、あとでふと思い出すのもいいし、じっくり見たいものが出てからそれを見に行くたびもいいなあと思っています。
 いずれにしても自分の目で見て感じてくる・・・これはその人の一生の財産になりますよね。
Commented by horaice at 2008-01-31 20:07
○miriyunさん
コメントありがとうございます☆
私は後から後から知ることが一杯です。
色んなところで、きっかけを貰い、気になって動く、そして調べる。
本当はもっと調べてから見ると、見えてくるものも違うと思うのですが、
自分の肌で感じること、それが何より次への活力となっています;-)
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