nest

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                         The Metropolitan Museum of Art, NY

 フランスの婚外子 出生比率が、2006年に50%を超えた というニュース。
 結婚しないカップルが、社会で容認されていることと、法的に結婚の手続きをしなくても、
 PACS「市民連帯契約法案」 (コアビタシオンカップルおよび同性愛者カップルにも
 法律的婚姻者と法制上同等の権利を与えるという目的で施行された)が
 背景にあるようです。



 日本だと、結婚しないで子供が生まれると、自動的に結婚どうするの?という流れに
 なると思うのですが、フランスのような感覚でいると、流れが変わってくるかもしれません。
 しか~し、上記の流れで少子化を克服したなどと伝えていた今日のニュース
 そんな子供を'数'と捉え、増えたことが明るい未来であるかのようにまとめるのは、
 如何なものでしょう。
 働く若者が増えて、経済を支えるというのはいいけれど・・・

 結婚はしたくないが、子供が欲しい というカップルにはとてもいいシステムですね、
 子供を生みやすい社会になる→出産率促進
 外国人であったとしても、子育て手当てなどが適応されるのですから、
 おぉ~なんて寛大な国と思ったのですが、子供を生む環境がよくなったとしても、
 幸せなカップルのままで親がいてくれたらいいけれど
 お互いの意思でしか結びついていない状態でいるのだから
 法的な、或いは宗教的な契りがあるより、別れるということに対しては、
 精神的に楽というか、簡単に(と言っては軽率かもしれませんが)できてしまう
 可能性も、個人によりけりだと思いますが、ある気がします。
 親が次々代わったり、いなくなったり・・・となると子供はどんな気持ちになるでしょう。
 フランスでは、離婚率は高く、正式な結婚を取っていない事実婚のカップルの別れは
 日常茶飯事ということ。そのような社会で、婚外子に対する差別が少ないということは、
 子供にとってはいいことのように思えますが、別れるのが普通のようになると
 子供の 親や家族に対する捉え方も変わってそうですね・・・。
 子供が逞しくなるのかな。
 もちろん、全てのカップルが別れるわけでなく、確立が多いだけで
 個々人の気持ちの結びつきで、幸せなカップルのまま生涯遂げる人もいるでしょう☆

 本当のところ、出産や子育てに対しての保護が、広い範囲で受けられる
 フランスの制度を知ったとき、私はかなり感動しました。
 どんな状況であれ、子供が生まれるということはすばらしいこと。
 未来を担った命を大切にしてほしい。望まれて生まれてきたら、幸せ。
 だけどそうじゃないとき、保護がある、というのと、そうでないのと
 もしかしたら、生んだ親の気持ちが少し変わるかもしれない。
 せめて、大事に育てようという気持ちと勇気になる気がします。
 現状はどうなのか調べなければ分かりませんが。
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by horaice | 2008-01-17 23:21 | Fine Arts | Trackback | Comments(3)
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Commented at 2008-01-18 23:29
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by horaice at 2008-01-19 00:46
○鍵コメさん
お久しぶりです☆そうですね~そもそも結婚とは~?ということから始まりそうですね。フランスのような考え方で行くのが、正直私にはとても合う気がしてます。
実際、一人の人とずっと一緒にというのが苦手なので、結婚などできるのだろうか~と思いますし、~こんなときに、手相を持ち出すのはへんかもしれませんが~ずぅっと離婚線があると、手相を見られる度に言われているので、なんだか結婚するのが恐ろしくて仕方がありません><。離婚するのも力が要るでしょうし、結婚にこだわることなく、一緒にいられれば~その方が二人の気持ちの問題で繋がってる気がします。ってそんな簡単には言い切れない問題ですね。
一緒にいたい人と、人生を共にする、それだけで私はいい気もしますが、子供ができると日本の社会だと色々苦労しそうですよね。。
個人的なお話、ありがとうございます。なんとなく感覚が合うような気がしました☆と勝手に思ってしまってスミマセン;-)
Commented by horaice at 2008-01-19 00:47
つづき・・・
上の写真は、メトロポリタン美術館で撮った nest という作品です。誰の作かは記録していなかったのですが、なんだろう~と近づいて、その作品名だけが印象に残っていました。たぶん、ロウかなにかだと思います。とても立体的でミルク色が優しくくちょくちょしているのが 生きものの命が生まれ始めようとしているような感覚になって・・・感覚に訴えかけられる作品です。
母には気持ち悪いと言われて、しばらくアップしていなかったのですが、ちょうどこの婚外子の話とどこかで結びついてアップする機会を得ました。不思議な作品ですね;-)
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