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A Piece Of Clothes

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                           A-POC Queen Textile", MoMA




         布→裁断→縫製 という過程を、最初の布を織る段階で服を形づくる
              コットン、ナイロン、ポリエステルを使った無縫製ニット。
          縫い合わせでなく、布を織る段階で、体が通る部分は二枚地に、
         通常、縫製をして仕上げる合わせ部分は一枚地として上ってくる。 
          そして、反物のように仕上がってきたニットの合わせ部分を切ると、
                    トップスやボトムス、靴下など
           コンピューターでプログラミングされたパターンがカタチとなる。
 
             大量生産しなくて、必要な分だけ作れるというコンセプト。
           それを置いても、アイデアも着心地も良くてで私は好きです。
                 どこかでご覧になられたことありますか??
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       既製服を自分の手を加えて、自分だけのデザインにできるというところも魅力。
          自分の好きなように、袖丈、裾、襟ぐり、その他・・カットできるのものの
               中々大胆になれる人と、そうでない人がいますよね。
           考えてから切らないと、切ってしまったものはくっつかないので。
               以前、スカートの裾を数センチずつ切込みを入れ 
               格子状の柄を作っている方がいらっしゃいました。
                       とても地道な作業。
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             こうしてあると、展示物としか思えませんが、
   普通にお店にある素材なので、是非どこかで機会がありましたら試してみて下さい☆
by horaice | 2007-11-09 16:16 | U.S.A. | Comments(2)
Commented by Balleta_la_reie at 2007-11-10 16:08
こうしたニットを生み出す機会、技術は、日本の独壇場...というか、日本が最先端をいっているんですよね~。以前、ホールガーメント(無縫製型横網み機)がらみで、島精機製作所http://www.shimaseiki.co.jpを取材して、日本の最先端技術の高さに驚き、日本人として誇らしげな気持ちにさせてもらったのを思い出します。この方法だと、反物にした後、型紙に置き換えるのと違い、余分な布を必要としないため、材料を無駄にすることもない。エコにも通じる部分も共感を覚えます。
Commented by horaice at 2007-11-12 01:21
○Balletaさん
製作所を訪ねられたんですね!私も見てみたいです!!糸が飛び、踊るように布が作られていくと聞きました。そうした日本の最先端技術、誇りにしなくては!そして、技術者の方を称えなくてはと思わされますね。建築の現場においても安藤忠雄さんが、日本の職人さんの技術力に目を向け、そうした技術ある人がいることを誇りに思わなければ!というようなことをおっしゃっていたのを思い出しました。
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