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TATE modern

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お仲間見っけ:D




ちょっと引いてみてみようと、下がったところで、
別方向から直進して来たお兄さんが、まじまじと絵を覗き込む。
まるで嗅覚が同じで、吸い付けられたように来たのでびっくり。
私もこんな感じだったのだろうか、と可笑しく、
それぞの視点が交錯し始める。
絵の中の人と向き合う彼、それを見つめる私、
視線を落とし、意識はどこか他にあるような彼女と
そう描いた作者の視線/意図。
時空を超え、絵と見る人、描く人と描かれた人、
それぞれの関係性を感じる瞬間。
異次元で生きているような存在感を放つ肖像画の女性の不思議な魅力。
リアルなのだけど、どこか不自然、
それが引き留めるのか、中々離れ難い絵でした。

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TATE Modern
廻りやすく、カフェ、インターネット接続あり。フラッシュなしなら写真もOK.
これで常設展が無料とは、イギリスという国、そういうところ尊敬します。
企画展、スポンサー、国の税金?で成り立ってるのでしょうか。
ミュージアムショップの売上げも多そうです。
実際入場料が必要なのは、企画展のみ。
年間£60でメンバー登録可、企画展が無料で見れる他、色々と得点があるようです。
諸々他が何かと高いロンドンなので、ミュージアムが無料なのは非常にお得な気分になれる♪
というのが第一の感想ですが、次に、こうしたいつでも誰にでも開かれた環境があることは、きっと芸術や文化に感心を高めることに、大きく貢献しているのだと思います。


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日本のそれらの多くも、企画展だけでなく、常設を楽しめる場所が、
日常にもっと近い存在としてあればいいのにな、と思ったり。
もっと一般教育の過程での連携があってもいいのになとも。
それぞれの国にそれぞれの環境、事情、政策があり、
私の考えられる範囲もまだ狭いので、もっと見識を広げていきたいと思います。
by horaice | 2013-07-16 00:13 | U.K. | Comments(2)
Commented by hanarenge at 2013-07-17 11:19
horaiceさん、お久しぶりです。お見舞い頂いて有り難うございました。
嬉しかったです^^。何とかかんとか、収まりつつ有るかなあと言う感じの今日この頃です。
フラッシュ無しなら撮影OKですか、大人の国ですね。

イギリスも言い出したら色々有るけど、それはどこの国でも同じようなもの。
こういう粋な計らいって日本では無理なんですよね〜〜〜
Commented by horaice at 2013-07-17 14:24
○hanarengeさん
お久しぶりです!少しお元気になられたようでよかったです☆
猛暑なので、これからもご自愛下さい。

ヨーロッパの美術館は割とフラッシュなしなら大丈夫なところが多いです。日本は何かと厳しいですよね。色んな面で守りが堅い分、内輪で終わってしまう出来事も多い気がします。もっとオープンに、外に向けたアピールが上手くできたらいいのにと思います。
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