Mosaic of Medersa Bou Inania, Fez

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                 黄色い星はイスラム、人生の始まり。
                      青は教育、科学。
                         緑は徳。 
                      黒は邪悪なもの
                  白いラインは、人生を表している。
              人生は真っすぐじゃないだろう?そういうことさ、
              と線をなぞりながらカリードさんが教えてくれた。
                  ライン一つに意味があったのか!
          14世紀に建てられたマリーン朝最大の神学校のモザイク、
                  そのものがテキストなんですね。




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           青と黒の間を通り抜けながら駆け抜ける道に、また星の輪!
                 これが神が中心だった時代のモザイク。
            神が中心でなくなった世界を表しているものもあるんだと
                     カリードさんの説明は続く。
           なんだか人生だけでなく宇宙を表しているようにも見えます。

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                    離れて見ると、印象が異なる。
              均整が取れた、まるでレースのような美しい装飾。
              上と下のモザイクの色と形の違い、見えますか??
           新しい時代を表すモザイクは向こう側、と教えてくれたのは↓↓

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神が中心でなくなり、人がお金で動くようになった時代。
ほら。中心が黒になってしまった。
神の為に作られたものは美しい。
人々がお金だけのために働くようになって、時代はだめになった。
お金は悪なんだよ、分かるね。
???納得ですが、値段交渉に苦しむモロッコでは一番お金に執着があるのではないかと思ってしまったけれど、またこれとそれは別なのか。今を悲しんでいるのかは謎でした。
説明を必死にメモしていたので、すっかりアップして撮るのを忘れてしまい・・・(汗)
画像があまりよくないですが、↑の写真をトリミングしてみました。

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                   装飾としてはきれいですが、
          確かに、最初の調和の取れた華やかなモザイクに比べ、
            角ばっていて、星の形もいびつに変形しています。

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ただ美しい装飾と捉えていた壁が、人生の教訓を表していたとは。
意味を知らずとも、美しいものは人を惹きつける。
レコンキスタの後でもアンダルシアのイスラム建築は破壊されず、むしろ職人まで連れてきて、好んで用いられている教会もあるくらい、その装飾は宗教の違いを超えたイスラムアート。偶像崇拝を禁止するイスラム教から生まれた建築や装飾の美しさは、神への想いや思想がこめられた重みと深さにあり、真髄はいつもそこにあるのだと感じました。


*色の意味ですが、また土地により、建築物により異なるようで、別の場所では、黒が神になっていました。汗 カリードさんにも、どうして違うのかわからないそうで、そういうところは臨機応変に皆は理解しているようです。ますますイスラムアートの謎は深まります。笑 カリードさんは、公認ガイドなので適当に説明しているわけではないと思います。念のため;-)
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by horaice | 2010-05-01 01:40 | Moroccoالمملكة المغ | Trackback | Comments(2)
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Commented by coo-italia at 2010-05-01 14:28
ただ綺麗、としか思わず見ていたものに、こんなに意味があったなんて。これを読んで1つお勉強になりました^-^ありがとう。

>値段交渉に苦しむモロッコでは一番お金に執着があるのではないかと思ってしまったけれど
ほんとですよね。それは私も同感、疑問だったり。
Commented by horaice at 2010-05-01 22:56
○cooさん
モザイク、きっとそれぞれの建物に意味があるのだと思います。
イスラム圏は馴染みがないので、色んな面で理解に苦しむことがありました。だけど、その土地には土地の、考えや風習があるもので、理解するには、住むか、住んでいる人との交流がないとと分からない部分がありますよね。今回はガイドさんを通じて、少しモロッコの文化と人の考えを知ることができてとってもよかったです。
イタリアの様子は、cooさんをはじめ、イタリアの在住の方のブログを拝見するのが楽ませて頂いています♪
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