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How fragile we are...



イスラエルのガザ地区へ攻撃の情報は、一部でしかないし、
ハマスがどうこうという事情も何が本当か全く分からない。
宗教が絡んだ感情的な歴史を その中で育った訳でない私が理解しようにも
完全にはできないし、表面的な情報で批判はできません。
ただ心痛む事実は、大量殺人が行われていること。
悲劇的なことに、誰もが感情的になりがちですが、
攻撃しているイスラエル人一般を憎むのは、違うと思う。
更なる憎しみ合いを生むようなことを起ると思うと心が痛い。

私たちができること、私ができることとしたら、
と考えても大きなアクションは取る事はないことが現実的。
もし同じように理不尽に身内が殺されたとしたら、私はどう思うだろう。
冷静にいられるだろうか。憎しみをどう処理できるか。
外からはいくらでも冷静に批判できることも、
現場で当事者とならば・・・分からない。
それが歴史的に続いてきた戦いであったとしたら、
個人だけでは解決しようのない憎悪があるのだと思う。

。。。宗教のことで、また国際的な問題で、個々人の関係が閉ざされることを恐れます。。。
自分とは遠くもない親戚のことで、自分は気に掛けない事でも、もしパートナーや友達の文化的背景とガチンコする可能性もなきにしもあらず・・・と考えると、口を閉ざしてしまいます。
大切な身内のことを、文化的なことで、バイアスを掛けられてしまうかもしれないと思うだけ、
それ自体、何だか自分でイヤになります。

久々に出合った歌。
大好きなSting.
このとき、髪の毛ふさふさだったんですね。ちょっと怪しい雰囲気・・;
恋愛だけでない歌を歌う人が好き。
問題意識を持つこと、自分が当事者になったらと考えること、大切だと思う。
そうすれば、その立場になったとき、過去の歴史のような過ちを起こさないように
少しでも違った行動を取れるかもしれないと、考えるから。
少なくとも今の時点の私は、そう思います。



日本語の歌詞はこちらで ・・・

'Fragile'

If blood will flow when fresh and steel are one
Drying in the colour of the evening sun
Tomorrow's rain will wash the stains away
But something in our minds will always stay
Perhaps this final act was meant
To clinch a lifetime's argument
That nothing comes from violence and nothing ever could
For all those born beneath an angry star
Lest we forget how fragile we are...


On and on the rain will fall
Like tears from a star like tears from a star
On and on the rain will say
How fragile we are how fragile we are

On and on the rain will fall
Like tears from a star like tears from a star
On and on the rain will say
How fragile we are how fragile we are
How fragile we are how fragile we are
by horaice | 2009-01-12 23:26 | Music♪ | Comments(8)
Commented by eaglei at 2009-01-16 23:17
メディアは、真実を教えてくれない。
だけど、決して傍観者でいてはいけないと思っています。
それぞれの立場で、何かの行動を起こせばきっと、
暴力のない世界になると思います。
あきらめることはしないで、未来を信じる楽観主義で行きましょう。

Stingの歌、心にしみますね。
トラックバックさせて下さい。
Commented by horaice at 2009-01-17 00:26
○eagleiさん
コメント、それにトラックバック、ありがとうございます☆
おっしゃるように、傍観者でいてはいけない。私は行動は、その人の考えが引き起こすものだと思うので、思考することから行動に繋げていければと思います。
メディアを通して事実を伝えようと、命を懸けて奔走していらっしゃる報道陣の方々もいらっしゃると思うので、全否定はしませんが、それは一部でしかなく、常に情報に対しては懐疑的な部分を持つ姿勢は必要だと思っています。
つづきます;-)↓
Commented by horaice at 2009-01-17 00:27
つづきです↓
何か一つを信じるという忠実な心は、時に美しく、時に危ういもの。一つを真実と信じ込むことは、排他的になってしまうこととなり、それさえも気付かない、という固くなさは、破壊を招く脆さに変わり、時に暴力となりって現れる事実が恐ろしいです。

何が本当か分からない、という部分を持つことで、他の視点からの意見を、情報を取り入れることができると信じます。まさにeagle i さんに通じる姿勢なのではないでしょうか。 何だか言葉が合っているか、分からなくなってきてしまいましたが、こういうこととなると、口をつぐんでしまわれる方が多いので、コメントいただけて、とても嬉しいです。
私もトラックバック、させて頂きます;-)よろしくお願い致します。
Commented by みみずすまし at 2009-01-17 01:17 x
はじめまして。
eagleiさんのところからリンクをたどってきました。

僕はプロテスタントの教会に身を置く者ですが、その立場でこの攻撃を見る時、自分にできることは何だろうと考えます。
そこで、ひとつは、自分の中で他宗教を排除しないことが大事と考えます。
自分の信じる世界だけが正しいという危険思想を持たないこと。
horaiceさんのおっしゃるように、狭い視野から見た一つだけを真実と信じ込むこと、宗教社会に身を置く者はこうした井戸に落ち込みがちなので、日頃から気をつけたいと思っています。

そして、具体的な形で僕にできること。
それは、傷ついた人達への支援だと思っています。
僕は自分のブログで、定額給付金が支給されたら全額どこかへ寄付すると書いたのですが、どこへ寄付するかはまだ決めていません。
ですから、選択肢のひとつに加えたいと思っています。
Commented at 2009-01-17 23:16
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by horaice at 2009-01-17 23:30
○みみずすましさん
始めまして。コメントありがとうございます。
それぞれに立場があり、意見を持つ限り、どこかで厳しくなる面があるかと思います。
みみずすましさんのように、信じるところを持ちつつ、どこか扉の開けたスタンスでいられるといいなと思います。
傷ついた人への支援は、誰も傷つけずに、私たちができることかもしれませんね。 私も自分ができることを探ってみます☆
Commented by miriyun at 2009-01-18 09:23
 力のあるものが、ふだんから理不尽に嫌がらせをして力を弱め入植地をつくり実質的に支配地を増やしていく。そしてきっかけさえつかめば、悪いのはパレスチナ政府といいながら逃げまどう人たちを虐殺していく。
 これには今たくさんの国が声をあげていますが、国が表明しない国においては一般の声が唯一その問題に対するその国の良心となります。
 そういう意味でも、それぞれに感じたこと、暴力やルールーを逸した武器について声をあげていくことは大事なことだと思います。
 horaiceさんの心をStingの透き通ったしみこむような音色とともに感じさせていただきました。
Commented by horaice at 2009-01-18 21:16
○miriyunさん
コメントありがとうございます。そうですね、私は恐ろしいことに逃げ腰で、何かをすることに慎重になっているのかなと最近反省していました。
勇気を持って、非人道的なこととあることには反対の声をあらわにすること、国の代表に任せるのでなく、個々人でも何かすることが大切なことを改めて気付かせて頂きました。
遠い国のようで、気にせずにはいられない土地の問題です。
Sting・・とても好きな歌手です☆
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