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ALDGATE EAST

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ALGATE EAST
なんとなく、暗い。地下鉄なので当然と言えば当然なのですが、、
駅の開業は1884年に遡るとても古い駅。そう考えるとすごい。
Hammersmith & City lineは、世界で一番古いと言われる地下鉄の線で
シャーロックホームズで有名なBaker Streetもこのライン。
その駅の暗さは半端ないけれど観光客、通勤の人も多く、雰囲気的に暗くても、
デコレーションも維持されていて威厳があるのに対し、こちらは何となく
薄暗くて何もないのですが、ロゴデザインはさりげにおしゃれ。
外を出るとトレンディなカフェが雑多な中に混じっており、現代アートで有名なWhitechapel galleryも。

ずっと気になっていたギャラリー。
数回しか訪れて居ませんが、見ごたえのあるインスタレーション
とても社会的なメッセージが強い作品が多い印象。
表はピースフルな彫刻の装飾がとても素敵なのですが、良い写真がなく、、
ぜひ、こちらでご覧ください。
見ごたえのあるインスタレーション、社会的なメッセージが強い作品が多く、
興味があればじーっとしばらく入れますが、そうでない時はすっと終わってしまう。
イギリスの多くの美術館同様、アドミッションフリーなので、いつでも気軽に寄れるのがいいです。

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アパートの修復をきっかけに行われたプロジェクトの資料が陳列してあったのですが、とっても面白かったです。
コミュニティ内での人との代わり方や行動が、公共の椅子の設置やデザインで変化していく報告があったり。生活の中にあるいろんなものたちが、私たちにとってどんな意味があって、どうしてそこにあるのかを知ることで、それらを動かしたり、デザインを加えたりして、人の行動を誘導していくことができるんだということを教えてたり。


こういうトピックも、Repairというコンセプトでインスタレーションとしてギャラリースペースに展示されているというところがとても新鮮。

新しいものを導入する、というより、元々あったものの形を留めながら、新しく良いものにしていく、修繕というコンセプトがもたらす人の心的影響と、その可能性を見せてくれているようでした。
ただ人はモノを修繕、修理しているのでなく、その行為によって蘇る記憶、愛着、生活の中にあるものと共に関連した文化的な慣習や習慣がアイデンティティとなっていることをリサーチは語っているようでした。

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さて、感心しているうちに、お腹がすいてきたということで、同じ通りで良いお店を見つけました。
お腹がすいていると美味しいものを見つける足取りが速くなります。


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イギリスは料理がまずいだなんて、昔から噂はありますが、
少なくとも今のロンドンは、探せばいくらだって美味しいものを提供しているところはあります。
ただ高いだけ。なのでいつもは自炊していましたが、たまにご褒美として友達とはいいところに、という感じでした。


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イギリス、に限らずかもしれませんが、カフェで時間を焦らされることがないのでとってもいいです。
カフェを横に、好きなだけおしゃべりして、本読んだり、待ち合わせしたり、場所によっては勉強したり。

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無造作におしゃれ。

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忙しい都会なのに、ロンドンは公園でゴロゴロしたり、ランチしたり、カフェも好きなだけいれて、のんびりした時間が流れてるのが魅力だなと。


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そしてこんなことがあっても誰も目をむかない環境なのが面白いです。
by horaice | 2016-04-30 01:25 | U.K. | Comments(0)
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