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Angkor Thom

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 楽しみのオリンピックが始まりました。
 それで思い出したのは、この逞しい足!
 またまた戻りますが、まだ終わらせていなかったカンボジア:)
 きまぐれに引き出す記憶の旅記録♪
 そして、最後に2012年オリンピックのユニフォームに一言。



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 アンコールトムへの道。奥には、南大門。
 連なっているのは、阿修羅像。
 連なった阿修羅像、、足を踏ん張って何をしていると思います????

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 何かをひっぱっています!ハイ!

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 カンボジアに行かれた方はもうご存知ですね。
 答えは、綱引き!
 しかも綱となっているのは、大蛇ヴァースキ。
 大蛇のヘッド部分のいい写真がなくて分かりにくいですが↓こんな感じです。
 持つ手の指もしっかりしてますね。

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 門に向かって道の右側は阿修羅(上写真)、左側には、神様が綱引き。
 乳櫂撹拌がモチーフとなっているのですが、
 ニュウカイカクハン??って???と何度もガイドさんの言葉に耳を疑った私。
 初めてカンボジアでその言葉を知りました!
 ヒンドゥー教における天地創造神話だそうです。ホー
 不老不死の霊薬を手に入れる為に、阿修羅と神様が綱引きで、
 大海をかき回して色んな神様が生まれてくるというお話。
 上手く省略できているか分かりませんが、
 何とも面白いストーリー、アンコールワットの壁画にもありました。
 詳しくは:こちら


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 南大門。近づくとお顔がはっきり。
 両脇には崩れて分かりにくいですが、
 3つの頭を持つ象アイラーヴァタと、その上にいるのはインドラ神。

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 門をくぐり、下から覗いてみると、、、コウモリがいそうな天上><。
 石を積み重ねているだけ。。
 そのため、この間に植物の種が入り込み、根を張り、
 大きくなって遺跡を破壊するということが起こっているそうなのですが、
 根を取り除くと遺跡が崩れる危険性があるという事態もあると言います。
 複雑です、、生き残れる遺跡も、そうでないものも、定めがあるのでしょうか。

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 この狭い空間を車がびゅんびゅん通っていくので、大丈夫?と心配になります。
 遺跡、もうちょっと大切にした方がよさそうですけど。。余計な心配?


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 門を超えた先には崩れかけの石の山!
 いえいえ!よく見ると迫力満点の観音様のお顔が沢山彫られています。
 バイオン遺跡:アンコールトムという王都で、その中心に位置し、
 遺跡自体は大乗仏教の寺院ですが、アンコールトム王都は、
 古代インドの宇宙観の元に設計され、バイオンは、ヒンドゥー神話の乳櫂撹拌にある
 大蛇ヴァースキがとぐろを巻き付ける視点となった山に相当する、ということなので、
 山だ!と感じたのはあながち間違っていなかったのかも?
 (T先生、間違っていたら教えて下さいね;))
 さて、また今度はカンボジアが続きます。
 暑い日が続くと、暑いところの事を思い出すんですよね;)

 再び話は、オリンピックに戻りますが〜色んな国のアスリートを見られるこの機会はまたとなく、楽しいですよね♪♪入場行進では、全く知らない国を発見できたり、ワクワクな時間でした!!
 しかし、日本のユニフォーム、あれは????もっとしゃれたものにならなかったの?!と
 ぶつぶつ思ってしまうのは、私だけでしょうか?
 折角世界中の人が注目している場なのに、もっと日本の伝統と技術を反映した
 ユニフォームづくりをしようとする人がいなかったのかと残念で仕方がありません!
 節約されたのでしょうかね、、、。。。。
by horaice | 2012-07-29 01:52 | CAMBODIA | Comments(6)
Commented by shinn-lily at 2012-07-29 11:53
アンコールトムというカンボジア料理の美味しいお店があって
名前は知っていたのですが、ここなのですね。
綱引き?
ヒンズー教ってなにかわたしたちの思考外の面白さがありますね。
神様に面白いなんて失礼なのですけどね。

ねぇ、あのユニフォーム、永遠にyっぱり赤と白なのですかね?そろそろもう少し素敵なものにしたいですよね。
Commented by horaice at 2012-07-29 23:35
○lilyさん♪
お久しぶりです〜お元気ですか?
アンコールトムですか!私の知っているカンボジア料理のお店は、その名もアンコールワットです。笑 東京のカンボジア料理屋さんとしては有名みたいですよ;)
ヒンドゥー教、確かに面白い!と私も思います。神様が人間に近いスタイルで描かれていますし、インドで生まれた宇宙観というのも気になります。
ユニフォーム!ほんと紅白でなくていいのにー!と思いました。次に期待したいですね。こういう国際舞台を見ると、ぐんと自国を意識します。
Commented by uransuzu at 2012-08-01 16:20
またまたアンコール・ワットに戻っていただいて(笑)ちょっと嬉しいです。
私は、アンコール遺跡群の中で、一番最初にこのアンコール・トムに行きました。最初の最初のこの入口の橋で、もう感激して写真を撮りまくりましたっけ。
それにしても、horaiceさまの視点は繊細で芸術的です、同じ所にいったはずなのに、私この大蛇を持つ手を見ていない・・・どこ見ていたのかしら・・・あまりにたくさんの遺跡、人間の手では守りきれない。もう一度ゆっくりと訪れたいと思う日々です。

開会式のユニフォーム、私もそう思いました~。まだ東京オリンピックなの?って。民族衣装を着ていらっしゃる小国の人々、ステキな笑顔でしたもの。
Commented by horaice at 2012-08-01 23:28
○urasnsuzuさん♪
アハハ。カンボジア、楽しみにして頂いてたんですね?!
アンコールトム、歴史の教科書に出て来たので覚えていましたが、その名前しかしらなかったので、そのものを目の前にして、不思議な気持ちでした。ヒンドゥー教の天地創造のお話というのも初めてで、また像のカタチなども私には新鮮に映り、パシパシ細部を撮っていました;)元々そういう細かいパーツが気になる性格なんです♪♪笑
オリンピックのユニフォーム、小国の方が素敵でしたよね!いつか日本の染めや織りが生かされた美しいものが見られたらいいな〜と思います☆
Commented by miriyun at 2012-08-09 22:26
綱引きだったのですね、しかも大蛇の・・。
そう聞いてから足の踏ん張り具合がなるほどと納得しました。
日本選手団の赤のジャケット、他で着れるおしゃれさがないですね~。
某国とかぶっていたし。赤と白だけの国旗なのでそれだけにこだわるといつも同じ赤ジャケットになってしまうのでもう少し斬新な提案をしてくれるデザイナーを確保してほしいですよね。
Commented by horaice at 2012-08-09 22:57
○miriyunさん
お久しぶりです。如何お過ごしでしょうか?
神様と阿修羅が綱引きって、面白いですよね〜!
私は、しっかりと大地に足をつけて、踏ん張っている様子に惹かれました。
ユニフォーム、もっと素敵なデザインにしてほしいですね。
国際舞台でのアピールが、何だか下手だなと、残念に思います。次回に期待したいですね!
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