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日本で再会


フナ広場の夜、あれから1年半。
モコッコはマラケシュにて、現地で出会った日本人一人旅のメンバーたちが集結。
みんなひょんなきっかけで出会い、出会いが出会いを呼び、気が付けば10名ほど?
フナ広場の屋台でご飯。屋台のオレンジジュースの味比べののち、広場を眺めるカフェで一服。
その中にいた一人、フランス留学中にモロッコに遊びに来ていた彼女が一時帰国、
関西入りということで、会うことに!
しかも別の機会にモロッコで知り合ったという彼女の友達と一緒にご飯と言う流れ。
旅の出会いの面白いところ。出会いのチャンスがすっと現れる。

彼女とは何の繋がりもないのに、出会ったときに、
あれ??会ったことある??と訳分からないことを聞いてしまい、
・・・たぶん初めてだと思うよ。と怪しまれ・・・
ナンパ男みたいな発言に恥ずかしい思いをした人でした。苦笑
あれから1年半も経ったことを忘れてしまうくらい、3人でぺちゃくちゃ話して、
気が付けば11時過ぎ、帰らなきゃー!と終わった夜。
みんなお互いのこと、それほど知らないはずなのに、
こういう風に出会った人とはなぜか打ち解けるのが早いのは、
同じ場所に、一人で出かけている時点である程度、
同じような嗜好を持っている人たちだからなんでしょうかね。
そんな仲間と再会、旅では話しきれなかった
それぞれの人生を垣間みることができました。
とっても楽しい時間。旅の出会いにありがとう!です。




そんなことを思いながら、モコッコの写真を見ていたら・・・ルネサンスの先駆者の話へと移行していくこととなってしまいました。長くて、上の話とは関係なく、私の感想なので、興味があれば是非。

イタリア・ルネサンスと呼ばれる時期は、14~16世紀と言われるが、12世紀辺りからその芽生えがあるという説を世界遺産から見て行く番組を見ました。

『NHKプレミアム8「世界遺産一万年の叙情詩----ルネサンスの先駆者』
(番組の内容は、上の題をクリックしてください。)

ルネサンス、その前進的な行動を起こしたキーマンとして、神聖ローマ皇帝フェデリコ2世が登場。十字軍を指揮していた皇帝は、イスラムとの戦いのうちに、敵であるイスラム文化、自然科学に高度な知識、技術を観、自らアラビア語を学び、イスラームの君主スルタンとも4年間の文通をしたのち、自らエルサレムに赴き、聖地エルサレムを平和的に回復。和平協定が結ばれたという話。

 イスラムとキリストの戦いの歴史は何百年と続き、現代でも根は取り除かれないような歴史が続いていますが、世界の文化の歴史において、そのような1人の指導者の存在が、数百年後に起こるイタリア・ルネサンスを迎える文化に影響を及ぼしていたということには注目ですが!特に私が興味を持ったのは、ゲルマン民族が支配する中世のヨーロッパで忘れられていた起源にあるローマ時代の技術や文化を、フェデリコ2世が、イスラム文化に触れることにより、イスラム文化の中にローマのそれらが引き継がれ、発展していることを知ったということ。敵対する国の文化に、自国の起源とその発展を見るとは!そしてイスラムから色んなもの、技術、知識を取り入れたことが、後に大きな流れとなるルネサンス(原点回帰運動?)を生んだというところ、興味深い。そんな柔軟でイスラムの文化を自ら取り入れたフェデリコ2世は、ローマ教皇によって裏切り者とされ、2回も破門されてしまう上に、戦いとなります。それにしても敵であったイスラムの文化や技術に興味を持ち、取り入れた指導者の真摯な姿勢、それほど魅力的なものを当時のイスラム勢力は持っていたということでもあるのでしょうが、フェデリコ2世はきっと好奇心旺盛な人だったんだろうな。と昔の人のことを想像してみたり。敵であっても、いいものを見極め、取り入れる、そういう人こそ世界の未来に影響を及ぼすんだろうと思いました。

 思い出したのは、ヨーロッパの植民地であった国が、現在において植民地化していた国の文化を本土よりも色濃く保っているとか、宗教心が強いとか、本土ではもう忘れられていたり、使われていない言葉が残っているとかいう話。昔あった習慣や文化のカケラが、起源とは離れた土地に残っていることって、世界で沢山あるんですね。

 ところで、イスラム文化に親しんだというフリードリヒ2世がプーリアに建てた8角形のお城、カステル・デル・モンテ。8角形が、どこから来ているか。番組では、神聖ローマ皇帝の定款式が行われるアーヘン大聖堂の宮廷礼拝堂の八角形平面と半円アーチ、そしてエルサレムの岩のドームが8角形であることから、フェデリコ2世の二つの文化の融合を表現したもの、説かれていました。二つの建築物、この時代にお互いに影響し合ったもののようで、結局、ヨーロッパの文化は、ローマから始まり、キリスト教徒とイスラム勢力の抗争を通して、お互いに影響及ぼし合う仲なんだなと思いました。
 
 そんな番組の後で、モロッコの写真を観ていたら、見つけました8角形の天井!



 見事な木細工。



 モザイクもよくみると、8角形!
 モザイクは宇宙、人の人生を示しているとガイドさんが言っていました。
 シンボルの中に世界観が凝縮されていているとなると装飾は奥が深い。
 最初の話からは外れてばかりですが、色んな場所での出会いが
 どんどん繋がってみえてくるときがあるんですよね。
 ここまで読んで下さった方、ありがとうございます。
by horaice | 2011-08-11 17:40 | Moroccoالمملكة المغ | Trackback | Comments(4)
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Commented by asiax at 2011-08-13 17:06
一番上の写真、とてもいい雰囲気ですね。ここで日本人の皆様と食事をされたのですか。しかも10名とは、なんかモロッコにいることを忘れてしまいそうですね。
私は海外で日本人に会うことはほとんどありませんので、ちょっとうらやましいです。
Commented by horaice at 2011-08-13 22:43
○asiaxさん
ほんとにびっくりです!私も旅先でこんなに沢山の日本人と会うのは初めてで、みんなで集合!というのも、マラケシュでしか起こりえなかったのかなとも思えます。世界を放浪している人やしばしモロッコに身を置いている人など、様々でした。
上の写真は、ご飯の後にお茶したところです。毎日お祭り騒ぎのフナ広場、毎晩屋台が組まれ、ランプがともり、上から見るととてもきれいでした。よろしければ、モロッコのカテゴリをご覧下さい;)
Commented by emilia2005 at 2011-08-21 01:20
旅先で出会った人たちが集結して、再会できるなんて素敵です。マラケシュという街が持つ独特の雰囲気がそうさせるのでしょうね。宗教問題はエンドレスで難しいですね。各々の原点や歴史や教義があって、白黒つけられない、善悪では片付けられない。平行線を辿るんだと思います。
Commented by horaice at 2011-08-22 00:19
○emiliaさん
こんばんは☆ここのところ、滞っているブログを訪ねて下さり、ありがとうございます。最近、PCを変えてからというもの、写真をストックする容量が少なくて、更新する機会を損ねております。。
旅先の出会い、不思議ですね。マラケシュ、こんなに同胞でいることをほっとかんじた場所はありません。やはり場所がそうさせるのだと思いました。パリで一人旅とは訳が違いますから。。。ここで出会った人たちとは割と続いていて、場所を移して会うことができました。また今度はパリで♪と楽しい約束をしているところです。
宗教問題、、ほんとこれは難しいです。個々で付き合えば、人として理解はできそうなところですが、生活の中で根深く受け継がれる対立の心理がありますよね。ただ触れ合う歴史が長い分、芸術や文化の仲で、交流している部分は色々あるんだろうなと感じました。そこが離れた文化圏にいる私たちから見ると、また興味深いです。
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