黒い涙

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                      = Làgrimas Negras =

                  黒い涙、とは一体何を指しているんだろう。
                黒い雨でもないし、黒い涙があるわけでもないし・・・・
        そんなことを思いながら、もうその意味を問うこともなく、音楽だけを聴いていた。
               このアルバムは、ほとんどが男と女の話だと記憶する
               (なんだって、スペイン語だから私には解読不可能。)




                それが今日、映画「ボルベール」を見て、ハッとした。
         目の縁取りをしっかり描き、マスカラをたっぷり乗せたペネロペが流した涙。
                 あぁ!これか!本当に黒い涙が流れていた。
                  そうか、こういう女性が流す涙のことなのか。
               美しく飾った女性が、乱れを気にするより涙する瞬間。
           このタイミングで、この映画で、あのアルバムのタイトルと繋がるとは             
         
         答えは 予測しないところから突然にやってくるものだと思って妙に感動した。
           もしスペイン語が分かるなら、もう少し早くわかったかも(苦笑)

                     いい例は思いつかないのですが、
             例えば、前に気になっていた些細な謎が、年を経て解けたり、
            当時の分からなかった人の気持ちが、歳を重ねて理解できたり。
                         そいうこと、ありませんか。
 
 今の自分が分からないことがあったとき、考えるには考えるても、
 すぐには答えが見つからないと、お手上げ。
 その場で追求せず、理解できないことを「保留」の箱に入れてしまう。
 だから最後の言葉は、「分からない。」
 悶々と分からないが続き、そのうち忘れてしまうことも(あるかも)
 分からない。という答えは、責任逃れ、と思われるときもあるし、
 もしかすると、その時点で分かることを言うのが望まれている場合もあるけれど、
 私の答えは、分からない。が答えなのだけど、それをどれほど理解されよう。
 自然に見つけ出せる時を待つ方に従うと言えば、かっこよくて
 もしかすると、ただ面倒くさがり屋で、諦めが早く、怠け者だ。と自分でも思う。
 アッサリしてるね、と言われるのもそのせいだろうと最近思った。

 そんなこと言って、保留にしていた問題の答えを掴むきっかけがなければ、
 忘れ去ってしまうこともあるのかもしれない。けれど、突然その答えはやってきたりする。
 自分が解けなかった問いは、どこか悔しくて、気になっていて、日常では忘れていても
 記憶の中で留まり、答えを掴むチャンスをどこかで待っているのだと。
 突然答えが出たとき、意識しないところで、自分が問い続けていたのだと気付く。
 忘れてしまったことさえ、忘れるほどのことなら、
 きっと自分にとって重要なことでないと思う。
 書くと、とても楽天的な性格だと実感する。

 別に分析するために書いたのではないのですが・・すみません長くて。



                         音楽との出逢い

                    何回目のスペイン滞在だったか、
                友達の車で聞いた音楽がとてもよくて、尋ねたら
        とっても好きなのだけど、ちょっと変わってるから、どうかなと思ったんだけど、
               iceも好き?私の弟も気に入って、よく聴いてるのよ。
                          と教えてくれた。
            変わってる?とは思わなかったくらい私には自然に入ってきた。
    彼女には、お兄さんとお姉さん、妹と弟がいて、その中でも歳の近い弟がお気に入り。
                  いつも出てくるのは、弟か妹の話、そして今回も。
    たぶん仲がいいというより、嗜好が合うから分かり合える部分があるのだと思う。

        次の日、今度は彼女の旦那がドライブし、またその音楽がかかっていた。
            この曲、好き♪CD買って帰りたいから教えてくれる?と言うと、
                   Làgrimas Negras、Black tears
                ふぉっふぉっ:^D 面白い歌が沢山入ってるよ、
          と、ドライブの間中、1曲1曲の歌詞を訳して私に聞かせてくれた。
        その間も 面白いところになると ふぉっ ふぉっと笑って説明してくれた。 
              面白い笑い方する人、多いのですが、本当にこの人もそう。
           やっぱり彼らとは、こういう感覚的なところでとても合うのだと思った。
                       別れの日に彼がCDをくれた。
                     彼らと音楽を何度交換しただろう。
                    思えば私たちの繋がりは、音楽でした。
       彼らが好きな音楽を私も好み、私が好きなものを送ると彼らは車で聴いていた。
                     というのも別の友達から聞いた。
          音楽を一緒に味わえる人、もしかすると話をするより早いかもしれない。
                   言語も関係なく、気持ちを理解できる人。
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by horaice | 2009-07-07 01:20 | Music♪ | Trackback | Comments(0)
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